二ツ箭山登山ルート解説
駐車場から車道に出て民家の間を抜けて北上する。
右手に建つ修検場をすぎるとY字の分岐点で、右は林間コースを経て月山〜二ツ箭山へ、左は男体山・
女体山がある二ツ箭山直登ルートだ。
今回は直登ルートから二ツ箭山〜月山を経由してこの分岐点に戻るコースを選択。
杉林を抜け沢が近づくとひと歩きで石祠が祀られた「御神体の滝」にでる。
滝の横にかかるクサリを登り、石に苔が付着して滑りやすい沢道を進むと「〆張場」と呼ばれる分岐点
(月山新道・沢コース・尾根コース)に着く。
左斜面の尾根コースから一枚岩や胸突き八丁の急坂をクリアして胎内潜り(雨で先を急いだためパス)など
がある尾根上にでる。
途中、岩場コース・一般コースの分岐点があるが天候を考慮して一般コースから男体山岩峰直下に着く。
ここからが本日のハイライト! 30bの垂直に近いクサリ場を小石の落に気をつけて登りきれば女体山・
男体山の鞍部にでる。
右の女体山、左の男体山ともクサリがつけられているが男体山は上り下りとも技術を要する。
天気がよければ両岩峰の頂上からは阿武隈の山々や太平洋を一望できる。
帰路は二ツ箭山(展望無し)に立ち寄ったあと月山を経由して駐車場に戻る。 mikio
伝説の山「二ツ箭山」
その昔、奈良朝廷から派遣されていた石城国造(いわきくにのみやつこ)建許呂命(たけころのみこと)が、
赤い大猪を射止めた二本の矢を祭った伝説の山。 いわき市観光課から頂いた資料より抜粋 |