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庚申山 1892m
栃木県・日光市(足尾町) 2010.6.6 
庚申山登山ルート解説 
林道を歩くこと数分で車止め第1ゲートが現れる。
ここから第2ゲートまでは舗装路歩きで、第2ゲートより小石混じりの砂利道が一の鳥居まで続く。
登山口近くには庚申七滝と呼ばれる滝があり、滝巡りの遊歩道なども整備されているので
時間が許せば訪れるのも
良いだろう。
石段を上り赤い鳥居を潜って、歩くこと数分で水ノ面沢に沿って付けられた快適な登山道歩きとなる。
この道はかつて栄えた旧猿田彦神社への道で、鏡岩・夫婦蛙岩・仁王門の呼ばれる巨岩を抜ければ
数分で青銅剣や石碑が建つ神社跡に出る。
ここはお山巡りの下部分岐点で右がお山巡りR・左は庚申山荘から胎内くぐりを経て山頂へ
至るルートとなる。  mikio
お詫び
今回は左側から庚申山荘を経由し庚申山へ向かい、帰路は上部分岐点からお山巡りコースで
コウシンソウを撮してここに戻るルートを選択するも、首から提げたカメラの重みで
血流障害をおこしたか?意識がもうろうとなり大幅ペースダウン!
そんなこんなで庚申山荘から上のルート解説が書けませんでしたが、数少ない写真とネット仲間の
庚申山をご覧いただき山頂までの雰囲気を味わって頂ければと思います。 管理人
庚申講とは(Wikipediaより抜粋)
庚申待(庚申講)は中国の民俗宗教である道教の伝説に基づくものである。
人間の頭と腹と足には三尸(さんし)の虫(彭侯子・彭常子・命児子)がいて、
いつもその人の悪事を監視しているという。
三尸の虫は庚申の日の夜の寝ている間に天に登って天帝(「閻魔大王」とも言う)に日頃の行いを報告し、
罪状によっては寿命が縮められたり、その人の死後に地獄・餓鬼・畜生の三悪道に堕とされると言われていた。 
そこで三尸の虫が天に登れないようにするため、この夜は村中の人達が集まって神々を祀り、
その後、寝ずに酒盛りなどをして夜を明かした。これが庚申待(庚申講)である。
庚申待を3年18回続けた記念に建立されたのが庚申塔で、今も各地に残っている。
日本には古くから伝わっていたものと考えられており、『枕草子』にも庚申待の話が登場する。
江戸時代に入ってから、民間にも広まった。庚申信仰は今では廃れたが、
親睦会などに名前を変えて今でも庚申待を行っている地方もある。
仏教では、庚申の本尊を青面金剛および帝釈天に、神道では猿田彦神としている。
これは、庚申の「申」が猿田彦の猿と結び付けられたものと考えられる。また、
猿が庚申の使いとされ庚申塔には「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が彫られることが多かった。 
山王信仰(三猿信仰)もここから生まれたとされている。
コメント
仲間のだんべえさんに案内していただき、「コウシンソウ」・「庚申講」などで有名な庚申山へ
行ってきました。
山巡り分岐点辺りから体調不良に陥り大幅ペースダウンとなり、
皆さんに大変ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします      
立ち寄り温泉情報
足尾天然温泉・庚申の湯「国民宿舎 かじか荘」 入浴料 600円 アルカリ性単純硫黄温泉
AM10:00〜PM9:00  TEL 0288-93-3420 
温泉満足度
(星印の説明はMENUページ) 管理人☆☆☆





かじか荘を通過して登山者専用駐車場へ
車両通行止めの林道を約1時間歩く
自転車持ち込みで林道往復分の時間短縮可能
ヒメウツギ 天狗の投石(なげいし)
一の鳥居
林道終点/庚申山・皇海山 登山口
庚申七滝のひとつに立ち寄る
水の面沢に沿って緩やかな上りで
旧猿田彦神社を目指す
《写真にマウスを》
猿田彦神社跡まで百十四丁
鏡岩・夫婦蛙岩を経て仁王門 旧・猿田彦神社跡に到着
次回再訪時はこの解説図持参で日光修験者足跡巡りと洒落てみたい
《写真にマウスを》 庚申山荘
素泊まりのみで販売物無し(トイレ有)
この窪みは修験者達の手によって削られたものであろうか?
今年は「南総里見八犬伝」に縁がある
南総里見八犬伝の富山
うんこら
どっっこいしょ おお〜、眺めが良いぞ〜〜
笹原樹林帯になると山頂が近い 庚申山山頂
なんちゃん・伊藤さん・管理人・だんべえさん
展望地にて
皇海山(すかいさん)・日光白根山・日光男体山の大展望
これより下山風景
頭をゴツン!しないように背をかがめて 土砂崩落の生々しい傷跡がある
小胎内くぐり ? こんな岩肌で何を撮っているんでしょうね〜
雪 割 草
サクラソウ科サクラソウ属の多年草・高山植物で日本全土の亜高山帯から高山帯に自生

補足説明/雪割草はキンポウゲ科のミスミソウ、スハマソウの別名でもあり、イチリンソウ、
ニリンソウ、アズマイチゲ、ショウジョウバカマ、ハシリドコロなども雪割草とよぶ地方もある
雪 割 草

特別天然記念物・コウシンソウ
国内でも珍しい食虫植物でこの山(庚申山)で発見されました

とても小さい可憐な花です
特別天然記念物・コウシンソウ
小さい花で、だんべえさんに案内していただかなければ撮すことが出来なかったかも
修験者の山だけあって大岩だらけ
メガネ岩 山巡りコースは上ったり下ったりが連続する
馬の背
ツリガネ岩 カメ岩 と思われる
シロヤシオやミツバツツジが咲き乱れる尾根筋を猿田彦神社跡まで一気に下る
シロヤシオ(つつじ科)
花言葉は「愛の喜び」 葉が五枚輪生するので別名ゴヨウツツジとも呼ばれる
純白の花のように純真な心を持った子供に育ってほしいと敬宮愛子様のお印にもなっている
庚申山鳥瞰図

注:庚申山荘より上部はナビ不感地帯が多くルートが断続しています
庚申山登山MAP



パノラマ図解・スマホ&iPhone で山座同定


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行程&所要時間 (花&風景撮影合計時間20分〜50分含む)
現地までの行程&所要時間

長野発 3:50 〜 (横川SA・朝食) 〜 太田薮塚IC 6:00 〜 駐車場着 7:16 

登山口から山頂までの上り所要時間

駐車場発 7:26(林道歩き) 〜 第二ゲート 7:48 〜 工夫滝 7:51 〜 天狗の投石 8:11 
〜 一の鳥居 8:23 〜 庚申七滝 8:26−31 〜 七滝分岐 8:34 〜 九七丁目 8:46 
〜 百丁目 8:55 〜 鏡岩 9:02 〜 夫婦蛙岩 9:12 〜 旧猿田彦神社跡 9:39−41 
〜 庚申山荘 9:47−10:05 〜 初の門 10:42 〜 一の門(お山巡り分岐点) 11:00 
〜 途中体調不良休憩20分 〜 庚申山山頂 11:51−54 〜 展望台 11:58−12:49(昼)

山頂から登山口までの下り所要時間 展望台発 12:49 〜 お山巡り分岐点 13:12 〜 石祠 13:21 〜 めがね岩 13:59 
〜 鬼のヒゲスリ 14:10 〜 馬の背 14:14 〜 ツリガネ岩・カメ岩 14:33 
〜 尾根筋上部 14:51 〜 旧猿田彦神社跡 15:16−20 〜 一の鳥居 16:06(林道歩き) 
〜 第二ゲート 16:41 〜 駐車場着 17:01

←クリックすると「庚申山登山口駐車場」近辺の
広域地図を見ることが出来ます。 マップコード 489-844-253
山と高原地図/赤城・皇海・筑波

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