鍬柄岳登山ルート解説
馬頭観音が建つ駐車場からは、これから登る鍬柄岳の嶮しい岩頭部を望むことが出来る。
ここより登山口まで下り、登山道に入れば鍬柄岳の南肩まで杉林の一本道で特にみるものはないが
途中に鍬柄嶽阿夫利大神の社があるので山行の安全祈願をすると良いだろう。
南肩から数分で岩頭部の基部にでるので指導標に従い右に折れ、〆縄を潜ると本日のハイライトである
クサリ場に着く。 足や手のとっかかりが至るところにあるのでクサリを補助に登れば安全ではあるが
三点確保で慎重に足を運びたい。
クサリが終わって痩せ岩稜部に立つと幟はためく山頂が近い。 ここも左右に切れ落ちており
展望の良さと相まってスリリングな場所だ。
石祠が多数置かれた山頂は遮るものがひとつもないので、360°の大パノラマと絶景を堪能できる。
mikio
補足説明
1.基部北壁を直進する踏み跡は大桁山へのルートと思われる。
2.当HPでは「くわがらだけ」と表記したが、地元では「かがらだけ」「せきそんさん」とも呼ばれている。
コメント
今日は大桁山登山だけで鍬柄岳は登る予定はなかったが、大桁山で知り合った萩原さんから
鍬柄岳山頂からの眺めとクサリ場のスリルは格別と聞き行動時間に余裕があったので
急遽当山を追加した。
片道40分でこんなに楽しめる山を持つ下仁田の皆さんが羨ましい。(笑)
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