霊山は歴史の山
国の史跡名勝に指定されている霊山県立自然公園は、平安初期(859年)、慈覚大師により
開山され、以来480年余南奥文化の中心として栄えた。
南北朝期には、南朝の臣北畠顕家が義良親王(後の後村上天皇)を奉じて陸奥の国府を開いた
ことは史上有名なところである。
しかし、1347年北朝との激しい戦いの末、落城。
以来、六百数十年を経た今日、霊山城跡及び霊仙寺跡は学術的な調査の手も加えられないまま
深く埋もれたままになっている。 霊山県立自然公園登山マップより抜粋
やっとめっけだ福島の山「霊山」
霊山は、ゆったりした気分で、自分の家の庭を歩くときのように、一本一本の樹々を、
一つ一つの岩をいつくしむような気持ちで歩きたい。
ただ歩いた距離だけをかせぐとか、がむしゃらに歩きたいとか、そんな方にはあまり向いていない。
でも・・・そんな方でも霊山に来るとゆっくりと歩きたくなるから不思議だ。
福島の山の中にやっと見つけたわたしだけの山 りょうぜん霊山だからゆっくりと自然と
歴史にふれながら歩いてみたい。
いつまでも、そっとしておいてほしい、私がやっと見つけた私の山だから。
霊山県立自然公園登山マップより抜粋
2007年9月27日に福島県伊達市霊山町総合支所・観光協会より許諾
補 足
登山口には伊達市の観光案内パンフレットと霊山登山マップが置かれており、
MAPを見ながら自分で好きなコースを歩く事ができるのでルート解説は省きました。
標高差は300bほどしかないので、時間的余裕と体力にあわせてロングコース(約5-6時間)や
最短コース(2-3時間)をハイキング気分で楽しむ事ができます。 |