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2056.9m 
 山梨県・甲州市 2005.5.14 

大菩薩嶺・唐松尾根コース解説
上日川峠「ロッジ長兵衛」近辺には市営の無料駐車場が4ヶ所あり、ロッジ長兵衛横に登山口の道標が
ある。 福ちゃん荘までは登山道に並行して林道(許可車・タクシー専用)もあるので好みの道を選べば
よい。
福ちゃん荘からは大菩薩峠を目指す山腹道コースと、大菩薩嶺を目指す唐松尾根コースに分かれる。
唐松尾根コースは唐松林の中に刈り払われて歩きやすい笹道の登りだ。
樹木がまばらになると共に傾斜がきつくなるが、笹原が近づくと雷岩は間近だ。
ここから大菩薩嶺は10分程の場所にあるが樹林帯で見通しは利かない。 雷岩近辺が休憩適地だ。
雷岩〜神部岩〜賽の河原〜親不知の頭〜大菩薩峠の稜線歩きは、花の百名山に紹介されている
ハイライト部分で、天気が良ければ富士山や南アルプスを眺めることができる。
大菩薩峠から福ちゃん荘への山腹道は車道も兼ねているので単調な下りが続く。 mikio
コメント
中里介山の小説「大菩薩峠」で有名な大菩薩嶺と大菩薩峠に登ってきました。
山好きの方は日本100名山の「大菩薩嶺」かと思いますが、一般的には小説の「大菩薩峠」を思い出
される方が多いのではないでしょうか。(映画をご覧になった方も多いかもしれませんね)
私の場合も後者ですが、小説名を知っているだけで読んだことはありませんでした。
ホームページから作者と小説の事を調べましたので参考にして下さい。
中里 介山 作家名読み: なかざと かいざん 生年: 1885-04-04 没年: 1944-04-28
人物について: 小説家。本名は弥之助(やのすけ)。東京都羽村市生まれ。父の家業不振のため苦
しい少年時代を送る。  小学校高等科卒業後上京。電話交換手からのち小学校教員となる。
この間、キリスト教と社会主義の影響を受ける。1905(明治38)年、白柳秀湖(しらやなぎしゅうこ)ら
と雑誌『火鞭』(かべん)を創刊。同誌に短編『笛吹川』を発表。翌年『都新聞』入社。1909(明治42)年、
同紙への連載小説『氷の花』をかわきりに『高野の義人』など数々の作品を掲載。
1913(大正2)年『大菩薩峠』の連載を『都新聞』で開始。本作はこの後、掲載紙を変えながら断続的
に1941(昭和16)年まで書き継がれる。  しかし長大な作品(四十一巻)は作者の後半生を呑み込み、
なお未完に終わる。
1919(大正8)年『都新聞』退社。旺盛な執筆活動を続けながら、道場や私塾経営のほか『隣人之友』
をはじめ各種雑誌の発行を手がける。 生涯を通じトルストイの影響を強く受けたといわれる。
代表作には、聖徳太子に材をとった『夢殿』、法然上人を描いた『黒谷夜話』など。
また晩年は自伝的文集『百姓弥之助の話』を残している。
小説「大菩薩峠」01 甲源一刀流の巻
御岳山(みたけさん)での奉納試合を数日後にひかえた机竜之助(つくえりゅうのすけ)は、大菩薩峠
いただきで無辜の老巡礼を斬り殺す。  奉納試合は宇津木文之丞(うつきぶんのじょう)の妻お浜を
めぐる双方のわだかまりから、次第に殺気をおびたものとなり、竜之助は得意とする音無しの構えか
ら立合いのすえ、一打のもと文之丞をうち殺す結果におわる。
お浜をつれ江戸に逃れた竜之助は、新徴組(新撰組の前身)芹沢鴨(せりざわかも)の世話になる一
方、土方歳三(ひじかたとしぞう)らとともに新徴組幹部清川八郎の暗殺に加わるが、手はずのあやま
りから、島田虎之助の襲撃を目撃することになる。
早朝、小雪ふる鶯谷(うぐいすだに)新坂下の原。直心陰(じきしんかげ)流の剣豪、虎之助のあざや
かな立ちまわりと圧倒的なわざの前に次々と斬り斃される刺客たち。
このできごとに衝撃を受けた竜之助は「我ついにこの人に及ばず」と知り、愕然とするのであった。
『インターネットの電子図書館・青空文庫』より抜粋して掲載しました。






上日川峠(かみにっかわ)駐車場
上空は青空だが大菩薩嶺には雲がかかる
ロッジ長兵衛、横の登山口
(トイレは写真の右側に有)
登山道と並行している林道を歩く
(登山道から竹内さん撮影)
林道歩き隊が一足早く福ちゃん荘に到着(^_^)v
   左ルート/唐松尾根・大菩薩嶺へ
   右ルート/大菩薩峠へ(右写真参照)
       撮影場所・福ちゃん荘 
メリハリがない大菩薩峠への登山道
(下山時撮影)
個人的には唐松尾根ルートをお奨めします。
福ちゃん荘から唐松尾根に向けて出発 ガレ場もあるが道は荒れていない
この付近でガスが上ってきて嫌な予感・・・
雷岩が近づくと右斜面は笹野原になる 雷岩分岐点
荷物をデポして大菩薩嶺に向かう登山者が多い
日本百名山・大菩薩嶺 2057m
樹木で見通しが利かない山頂
雷岩(上の写真右側にある)
季節はずれの寒さにジャケットを着込む登山者
大菩薩嶺からのパノラマ予想図(雷岩〜賽ノ河原間で使用可能)
大菩薩峠に続く尾根道 旧大菩薩峠だった賽ノ河原が見える
賽ノ河原へのガレ場を下る 賽ノ河原(旧大菩薩峠)
明治初期まではここが大菩薩峠だったが、親不知と呼ばれるほど風が強く、
冬には峠越えの旅人が遭難したことから現在の位置に移された。(ルート図参照)
大菩薩嶺方面を携帯カメラで撮すK原さん 大菩薩峠と介山荘が見える
大菩薩峠の方位板 大菩薩峠
上空に青空が覗くが富士山は雲の中でした


パノラマ図解・スマホ&iPhone で山座同定



この地図は、国土交通省・国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図250mメッシュ(標高)及び
数値地図50mメッシュ(標高)に基づき作成された承認番号(平16総使第550号)を転載したものです。  
《使用データソフト 山スパート3》
登山ルート/上日川峠(ロッジ長兵衛)〜福ちゃん荘〜(唐松尾根)〜雷岩〜大菩薩嶺〜雷岩
〜旧峠(賽ノ河原)〜大菩薩峠〜勝緑荘(営業していない)〜富士見山荘〜福ちゃん荘〜上日川峠
長野発 6:00 〜 中央道勝沼IC(4150円) 〜 大菩薩ライン 〜 上日川峠P着 9:15
上日川峠発 9:23 〜 登山口(ロッジ長兵衛よこ) 9:30 〜福ちゃん荘 9:46 〜 唐松尾根ルート
〜 雷岩 10:37 〜 大菩薩嶺 10:45 〜 雷岩 10:57(大休) 〜 雷岩発 11:11 
〜 旧峠(賽ノ河原) 11:27 〜大菩薩峠 11:47(昼食)
大菩薩峠発 12:34 〜 勝緑荘(営業していない) 12:54 〜 富士見山荘 13:00
〜 福ちゃん荘 13:03 〜 登山口 13:20 〜 上日川峠P着 13:25


下山後は大菩薩嶺の裾野に湧出した高アルカリ性泉で水素イオン濃度10.05が測定される極めて
マイルドで貴重な名湯「塩山市交流保養センター・大菩薩の湯」で汗を流す。(入浴料600円)
甲州市勝沼「ぶどうのの丘」でワインを試飲(購入)し帰路につく。

クリックすると「ロッジ長兵衛・大菩薩嶺」
近辺の広域地図を見ることが出来ます。 マップコード 664-235-368 
山と高原地図/大菩薩嶺
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番号 山行名 山行日 登山ルート お名前 ホームページ
大菩薩岳  03.11.23 ロッジ長兵衛 神楽師 山好きな神楽師
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大菩薩嶺 05.05.14 ロッジ長兵衛 管理人 管理人
大菩薩嶺 06.05.01 ロッジ長兵衛 石塚さん 石塚さんちのホームページ
大菩薩嶺 06.11.25 ロッジ長兵衛 なんちゃん 南風日和
大菩薩嶺 06.12.16 ロッジ長兵衛 teel teelの風
大菩薩嶺 07.07.22 ロッジ長兵衛 シジュウカラ シジュウカラとカケスのやまたび
大菩薩嶺 07.11.05 丸川峠分岐 シロート雅 シロート雅のトレッキング日記
大菩薩嶺 08.09.23 ロッジ長兵衛 nomu やすらぐ自然を追い求めて
10 大菩薩嶺 08.10.04 ロッジ長兵衛 teel teelの風
11 大菩薩嶺 08.11.05 ロッジ長兵衛 abeちゃん 山・滝・お花が好き
12 大菩薩嶺 10.05.08 ロッジ長兵衛 y.hattori 自然を歩く トレッキングとSS
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14 大菩薩嶺 10.09.29 ロッジ長兵衛 teel teelの風
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17 小金沢山(ブログ) 大菩薩峠〜
18 大菩薩嶺〜小金沢山 ロッジ長兵衛 管理人
19 大菩薩峠−小金沢山 大菩薩峠〜
20 大菩薩峠−大菩薩嶺 11.05.02 ロッジ長兵衛 花音  気まぐれフォトダイアリー
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22 大菩薩嶺−石丸峠  13.11.13  ロッジ長兵衛  teel  teelの風
23 大菩薩・小金沢山〜稜線歩き 14.05.25-26 ロッジ長兵衛 onedayhik あの頂を越えて
24 大菩薩嶺 14.12.03 ロッジ長兵衛 teel teelの風
25 大菩薩嶺 15.07.13 ロッジ長兵衛 teel teelの風
26 大菩薩嶺〜小金沢山 16.07.29 ロッジ長兵衛 teel teelの風
27 大菩薩嶺〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山 17.05.14 富士見新道 管理人 管理人
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