四尾連湖〜蛾ヶ岳登山ルート解説
昔、武田信玄の館から見て正午になるとこの山の真上に太陽が来たので、昼ヶ岳といったそうだ。
それに「蛾」をあてて、「ヒル」と読ませた。
この山の中腹に、富士八湖の一つ、四尾連湖(しびれこ)がある。没落湖で、正に「山の淋しい湖」
である。
駐車場から南面の電柱に沿って、山腹を斜上する。 電柱が大畠山に向かうところで視界が開け、
笊ヶ岳、赤石岳、悪沢岳、小河内岳が西に見える。 唐松林の中を登って、尾根に出る。(大畠山
岐路)。 東に進めば大畠山に至る。 北側はヒノキの植林地越しに、甲府盆地を従えた奥秩父
の連嶺が眼を楽しませる。
寺平は南面を巻き、ブナ、コナラの細尾根を抜け、西側をゆるく斜上して、市川大門町と下部町の
境界尾根に立つ。 峠状をしており、傍らに小さな六地蔵が安置してある。
これから左に急登する。右は赤松、左はコナラの疎林の中をあえぐ。
やっとベンチのある三等三角点の蛾ヶ岳の頂上に着く。 他には祠と石仏が一基づつある小台地
である。『山と渓谷社・山梨県の山』より抜粋
コメント
昨夜は水明荘で早飯を済ませ、まだ明るい内に寝袋に入る。私は睡眠薬(酒)が足りなかったか
寝付けずにいたが、横で寝ている竹内さんは直ぐに熟睡モードに入ったようだ。(_ _)Zzz
4時半頃、鳥の声と朝日で目覚める・・・ 快晴の予感に早めに朝食を済ませて出発の準備。
分岐点を過ぎて暫くは湖が見えていたのに、いつの間にか雲の中。
山頂に着いても富士山が見えない。 (/-\)
時間はたっぷり有るので粘ること50分、やっと雲の切れ間から富士山を見ることが出来た。 |