爺ヶ岳・柏原新道解説
大町アルペンラインを通り扇沢バスターミナルへ向かう。
早朝にもかかわらず登山客や観光客で賑わうターミナル駅でトイレ休憩。
休憩後１ｋｍほどバックして扇沢鉄橋手前の広場に駐車して登山準備を始める。
橋を渡り柏原新道の登山口でカードを提出後、「モミジ坂」と呼ばれるジグザグの急登に取り付く。
柏原新道は登りはじめが急で、その後は傾斜がゆるくなり登りやすく整備されている。　
左側の小さなベンチを過ぎると傾斜はゆるくなりしばらく樹林帯の中を歩く。
樹林帯がまばらになると、左側に扇沢バスターミナル駅や針ノ木岳が望める。（写真参照）
ケルンで記念撮影後（写真参照）、正面の稜線に小さく見える種池山荘を目指して登る。（写真参照）
標示板がある「石畳／一枚岩」からの眺めも良いが、ここから１０分程先にある「水平道」からの
展望は最高である。（写真参照）　
水平道を過ぎるとまもなく柏原新道の要注意箇所「沢のガレ場」に出るが、頭上からの落石と足元に
注意しながら速やかに横切ろう。ガレ場足元注意の看板を過ぎると種池山荘は目の前だ。
種池山荘からは蓮華岳・針ノ木岳・爺ヶ岳が一望できる。（中段パノラマ写真参照）
山荘前のベンチで休憩後、柏原新道を右下に見ながらハイマツ帯の尾根道（写真参照）から爺ヶ岳を
目指すが稜線から爺ヶ岳までの登山道には数センチの積雪があり、アイゼン不携帯だったので棒小
屋沢側へのスリップに注意しながら登る。後方に見える赤い屋根の種池山荘が小さくなり爺ヶ岳南峰
が近づいてくる。
山頂からは鹿島槍ｶﾞ岳・剣・立山連峰・槍・穂高連峰まで大パノラマが楽しめる。　　　mikio
コメント
この二ヶ月間に、２回も爺ヶ岳に登っている松橋さんがリーダー兼ガイド役を努めてくれたので、
ポイント毎に目安がつき安全で楽しい登山でしたが、歩きやすいルートの割に一人の登山者と行き
会うこともなく種池山荘に到着しました。