御座山白岩ルート解説
登山道は稜線に向かってジグザグに急登する。
登り始めの急登はきついが、道は歩きやすくこの急登もすぐに終わる。
やがて尾根筋に登りつめ、道を左にたどると、ゆるくアップダウンする道の左右に
シャクナゲの木が多くなる。
5月下旬から6月中旬にかけては、シヤクナゲの花があちこちでトンネルを
作っていることだろう。
しばらくすると右に視界が開け、御座山を遠くに見るようになる。
尾根筋の道は小さな岩のピークをいくつも越えて行く。このあたりもシャクナゲの
花の道だ。
道の左右にほころびた薄紅色の花を楽しんでいるうちに短い岩場の大下りになる。
下りきったところは山口坂と呼ばれる鞍部だ。 御座山ヘは直進する。
山ロ坂からはツガの樹林のなかに入る。
ここからは木の根をつかむ急な登りになる。
この急登がゆるくなり右ヘ曲がるように進むとツガの林のなかに避難小屋がある。
避難小屋をすぎるとすぐに岩稜。 御座山の頂上はこの岩稜の先端にある。
小さな桐が安置された御座山山項の展望はすばらしい。
『山と渓谷社・マイカー登山』より抜粋
解説2
山頂に至るルートとしては、白岩から入る林道の終点から約3時間のコースと、
「長者の森」コテージ奥の林道から約4時間のコースとなり、
途中シャクナゲの群生地があり、 5月下旬から6月中旬が見頃となります。
この名の由来については、神様のおいでになる山ということから天皇がお座りになる
所をさす高御座(たかみくら)の御座(みくら)に由来するとの説もあります。
ふもとから見上げると頂上付近の岩の部分が人の顔に見え、
神様のおいでになる山という話も納得できます。 (北相木村HPより抜粋) |