鳥甲山・和山切明ルート〜屋敷ルート解説
秋山郷の名峰「鳥甲山・とりかぶとやま」は苗場山に対峙しており、その荒々しい岩山は
正に第二の谷川岳と呼ばれるに相応しい姿で登山者を迎えている。
登山道は和山・切明Ｒ（通称ムジナ平）と屋敷Ｒの二つあるが、クサリ・岩場などが苦手の向きは
屋敷ルートのピストンが良いと思われる。
駐車場脇のブナ林の中を進むと水場「大山清水」の案内板がある。
このあたりから急登が始まり１４３７ｍの尾根筋に出ると視界が一気に開けるが、
ここから第二の谷川岳と呼ばれる所以である難所・難所・・・のオンパレード！　
登ってみてのお楽しみである。(^_^)v
山頂での一時を楽しんだら屋敷Ｒ分岐点まで戻り赤�ｰ（あかくら）への道をとる。
秋山郷の集落や苗場山の展望は良いが和山側に切れ落ちた痩せ尾根歩きが赤�ｰ北峰まで続き、
屋敷山鞍部からは涸沢の急な下りが屋敷登山口まで続くのでスリップに注意して下ろう。
（注）この行程を利用した場合、屋敷登山口からムジナ平登山口間に交通の便が無いので
約７キロの林道歩きとなる。
立ち寄り温泉情報
秋山郷屋敷温泉・秀清館　入浴料500円　　　秋山郷・栄村公式ホームページ
コメントその１
高血圧の為か途中でダウン寸前になり、山頂は諦めて下山しようかとも考えましたが、
この状態で難所を下る事も危ない気がして引き返すことも出来ず、皆に遅れること１時間の
迷惑登山となってしまいました。
コメントその２
屋敷側の林道に出ると、千葉県から見えた心優しい青年が「送りますよ！」と声をかけてくれた。
車中で話を聞くと、岩菅山に登った帰り道で明日の鳥甲山登山に備えて下山口の確認に
来たとのことであったが、凄いことに下山後はこの林道を走って帰る為にランニングシューズまで
持参していると言うからビックリ・・・！　私にはとうてい真似の出来ない芸当である。
《その節は本当にありがとうございました。平林・竹内》