坪山西尾根ルート解説
坪山への登山道は数本あるが、ヒカゲツツジを見るなら飯尾集落が登山口の西ルートが一番。
登山口は集落を流れる鶴川に沿って2箇所あり、下流側に児童公園脇の公衆トイレ横から
緩く上るコース、上流は御岳神社横を直登するコースで両コースとも西・東ルート分岐点の
手前で合流する。
畠を横切り黄銅鉱採掘のなごりを感じさせる沢を渡って杉林を抜けると桧と雑木林が
混在する尾根道歩きとなる。
丸太で組まれた第一ベンチを過ぎたあたりから足元にイワウチワの可憐な花が咲き、
目の前には薄緑色の優しい色をしたヒカゲツツジの群生が第二ベンチの上まで続く。
植生がイワウチワからイワカガミに代わる頃からガレ道の急登となるが、
息が切れる辺りに第三ベンチが置かれているのでひと休みするも良し、
ひと頑張りするも良しだ。
三角点が置かれた山頂はそんなに広くはないが雲取山や三頭山の眺めが良い。
帰路は東ルート(急坂)を利用するがヒカゲツツジの植生は少ない。 mikio
注)2016年現在・上記解説の丸太で作られた第1ベンチ・第2ベンチは消滅しています。
コメント
岳人「春山2007」の坪山紹介文には駐車場がないと書いてあったので諦めていたが、
坪山に登ったネット仲間「ミセスハイジ」さんから駐車場所やルートの情報をいただき去年からの
念願だった「ヒカゲツツジ」の大群落を見てきました。
今回の山行では埼玉の南さんご夫妻、千葉の在原さんご夫妻と、お近づきいただき
楽しい山行となりました。
帰宅後に知ったことですがネット仲間「かつとんさん」も登られていたとか。
山頂で行き会ったか?駐車場で行き会ったか?と思いかえしてみましたが、
今回は偶然の出合いがありませんでした。
羽置の里・びりゅう館で蕎麦を食べて帰路につく |