坊寺山ルート解説
角間川を飛び石で渡って登山口に入り、駐車場から見えた小幕岩方面へ向かって白樺林を進むと直に
「70m沢登り」標柱に出合う。
岩ゴロの涸れ沢を直登すること数分で(坊寺山標柱有り)沢を離れ急斜面のジグザグ道となる。
樹林帯の中に見える屏風岩(小幕岩の一部)を通過して展望の無い支尾根上に出れば、ここから緩い上りと
なり一頑張りで坊寺山山頂に立つことができる。
下山に小坊寺山Rを選ぶ場合は、山頂間近の左側木の枝に巻かれた赤テープが南尾根分岐点の目印なの
で事前に確認しておくのがいいだろう。(写真参照)
三等三角点が設置された山頂からは志賀高原の山々を一望できる。
坊寺山−小坊寺山−リンドウ平ルート解説
山頂を2、3分下った場所にある分岐点(赤テープが付けられた木の根元に朽ちかけた標柱が立つも熊笹に
覆われて見えない)では背丈以上に伸びた熊笹を掻き分けて入ると小坊寺山への登山道が現れる。
この数bの区間だけ笹が刈り払われていない訳は、志賀高原観光協会発行のガイドMAPに南尾根ルート
が記載されていないので一般観光客が間違えて入り込まない為の予防策と思われる。
暫く笹道を進むが、植生がシャクナゲへと替わり始めると鞍部に向かって一気の下りとなる。
この鞍部は吊り尾根となっているので慎重に足を運びたい。
登り返した上が小坊寺山で目印や標柱などはないが、天気が良ければ坊寺山より展望は楽しめそうだ。
ここからリンドウ平分岐点の間は五葉松の大木・スリリングな坊主滑り岩・三角岩など目を楽しませてくれる
ものが多い。
分岐点を左に折れて熊笹道を下れば保護柵に守られたコマクサ植生地帯を通過してリンドウ平に出る。
湿原で景色を楽しんだ後、旧・スキーゲレンデコース沿いに下って角間川に架かる木橋を渡って駐車場まで
戻る。 mikio
コメント 天然記念物・石の湯ゲンジボタルで有名な志賀高原「石の湯」から坊寺山〜小坊寺山〜リンドウ平を周遊。 途中、単独下山者からの「蛇があちこちにいた」とのひと言で登る意欲が半減!(笑)
小坊寺山へ行く予定だったが分岐点を見つけられずピストンになったとの情報も得られたので、帰路では
ナビ活用&人海戦術で分岐点を探し出すことができた。(感謝)
立ち寄り温泉情報
熊ノ湯ほたる温泉「硯川ホテル」 入浴料 800円 源泉掛け流し硫黄温泉
立ち寄り湯は5月中旬〜11月中旬まで 0269−34−2921
温泉満足度(星印の説明はMENUページ) 管理人☆☆☆ |