乾徳山・道満尾根ルート〜オソバ沢周遊ルート解説
山登旅館前の駐車場から徳和川に架かる橋を渡って民宿山吹荘角を右折し、吉祥寺、県文化財「旧坂本家」
を見ながら徳和集落内に立つ指導標に従い道満尾根下の登山口から徳和峠へ。
杉林の尾根筋（急登）が赤松の混ざる広葉樹林になると道満山（どうまんやま）1314.1�bが近い。
展望の無い山頂には四等三角点と申し訳程度に作られた標柱が設置されている。
平坦な尾根道を進み熊注意の大看板と大平地籍からの林道（ガードレール）横を抜けると乾徳山の肩にあた
る「小屋沢ノ頭」まで再度の急登となる。　途中には登山道擬きの牧場作業道が何本も横切るので紛らわしい
が北に延びる細い踏み跡を優先して登り込む。
肩からは灌木のトンネル歩きとなり、時折開けるススキ原からは南アルプスを望む事ができる。
1764.1�bピーク（登山地図はここが小屋沢ノ頭と記載されているが当ＨＰは旧三富町の乾徳山案内板を基に
解説）の西斜面に立つと扇平と呼ばれる草原が広がり、中央に月見岩（分岐点）と呼ばれる大岩、その前方に
目指す乾徳山の岩峰が突き出ている。
扇平を過ぎると道は岩ゴロの急登となり、山頂付近の岩場には梯子やクサリが設置されている。
ハイライトは山頂直下の切り立った大岩で、クサリを補助に少ない足がかりを探して慎重に登りきれば山頂だ。
花崗岩が積み重なった狭い山頂は遮るものは何もなく３６０°大パノラマを堪能できる。
帰路は扇平（月見岩）から国師ヶ原、錦晶水、銀晶水、オソバ沢登山口、徳和集落を経由して
駐車場に戻る。         　ｍｉｋｉｏ
コメント
チャンスがなく延び延びになっていた乾徳山だったが、山学クラブ主催の南八ヶ岳「西岳」山行をこれ幸いと
乾徳山の麓まで車を飛ばし車中泊。
早朝出発（アルプス登山の場合は遅いくらいだが里山登山は八時前後が普通）だったので、山頂に着くまで
誰にも行き会わない一人旅となり、スリル満点の岩場もクリープを入れないコーヒーみたいに味気ない写真と
なってしまった。
立ち寄り温泉情報
甲州市塩山「笛吹川温泉」　入浴料７００円　アルカリ性単純温泉　０５５３−３２−００１１
温泉満足度（星印の説明はＭＥＮＵページ） 管理人☆☆