毛無峠〜御飯岳登山ルート解説
毛無峠は群馬県と長野県の県境に位置し御飯岳・破風岳・土鍋山の登山口であるとともに
Ｒ１２２の終着点でもある。
峠に御飯岳登山口の標柱はないが小串鉱山名残の鉄塔（リフト）の間を抜けて
毛無山山頂に立てばケルン越しに浅間山・破風岳・アルプスの展望を楽しめる。
ここから鞍部を経て御飯岳山頂までの間は９割方深い笹藪であったが、
近年県境線に沿って登山道整備が行われ無雪期でも登れるようになった。
山頂からハイマツ帯を抜けて笹原を鞍部まで緩く下ると、遠目から見た穏やかさに反した
急坂となるが一頑張りで樹林帯の入り口に着く。　　
振り向くと毛無山や破風岳の色鮮やかな紅葉が目に飛び込みここまでの疲れがいやされる。
樹林帯といっても枝や木の根が張り出している場所は一部分のみ、大半のルートはシラビソと
笹藪の混在で笹藪は幅広く刈り払われており迷うことなく御飯岳山頂にたどり着ける。
三等三角点が設置された山頂からは樹木越しに笠ヶ岳・横手山・浅間山・四阿山
・破風岳などが望める。
毛無峠〜破風岳登山ルート解説
毛無峠から九十九折れの笹原道をユックリ登っても３０分程で破風岳山頂に立つことができ、
切れ落ちた岩頭部からはスリリングな風景を楽しめる。
時間に余裕があったらミレニアム登山で賑わった土鍋山まで足をのばすのも
良いだろう。mikio
コメント
９／１２のリベンジで「御飯岳・おめしだけ」「破風岳」へ行ってきました。
今回の御飯岳は“残雪期以外は深い笹藪に覆われており登山に適さない”山と
言われていましたが「近年、毛無峠Ｒは笹が刈り払われて登山道が整備された。」
とネット仲間ＢＡＢＡさんの山行記に書かれており、これは行くっきゃないと仲間の
檀ちゃんと向かったのが９／１２のお話・・・
昨日登れれば青空のもと色鮮やかな紅葉を楽しみながら歩けたと思いますが、
今日は曇天のなか雨雲と競争しながらの忙しい山行となってしまいました。(~o~)