蓼科山・七合目登山口ルート解説
七合目登山口には広い駐車場とトイレがあり、一ノ鳥居をくぐって登山道に入る。
カラマツ林の広い登山道を15分ほど進んだ所からガレ道の本格登山が始まる。
途中には大石がゴロゴロした「天狗の露地」と呼ばれる見晴適地があって、
女神湖や美ヶ原方面の眺めを楽しめる。
ここから「ざんげ坂」と呼ばれる急登になるが、蓼科山荘が建つ「将軍平」までは一頑張りだ。
将軍平は登山道がクロスする場所で蓼科山への道は右折するが、今回は登山地図に
記載されている「前掛山」も行程に入っていたので左折する。
池塘を横切り大河原峠分岐点では縞枯現象を見ることが出来る。
前掛山へは踏み跡がない獣道?を町境界線に沿って進むが、結局山頂を確認することができず
蓼科山荘まで引き返す。
山荘からは溶岩石の急坂をスリップに注意しながら直登し、ルートが左に巻くと
蓼科山頂ヒュッテは目前だ。
ヒュッテ横が山頂で、広々した火口跡は溶岩台地になっており、中央には蓼科神社奥宮が
祀られ、西隅には方位盤が設置されている。
八ヶ岳連峰最北の山だが独立峰に近い事と、障害物がない溶岩台地なので、
八ヶ岳・南・中央・北アルプス・浅間山などの大パノラマを堪能できる。 mikio |